今年度も、部署教育の中心となる指導者を育成するための教育指導者養成コースが始まりました。教育指導者養成コースは9つの研修テーマで実施します。

 

初回の研修は、8月6日に開催した「教育学」です。

院外からも数名の看護師が参加されました。

講師は 兵庫県立大学看護学部 池田雅則先生 でした。

 

「教育学」研修では、教育の基礎となる、教育とは/学習とは、大人の学びとは、指導者の役割とは、学びにどう働きかけるかについての内容で行われました。

始めにグループワークを行いました。「指導者として思いつく役割」と「新人の頃に指導者に果たして欲しかった役」を挙げ、関連する役割を線で結びつけました。

指導者と学習者のギャップにより教育がうまく運ばなくなる可能性があり、どのように学習者を捕らえ、関わっていく必要があるかについて池田先生より講義が行われました。

研修の最後には、受講者が指導者として最も重視したい役割を挙げ、具体的にどのような取り組みをしたいか、課題を設定しました。

写真 上:講義 下:演習

 

受講者からは、「学習者の考えや思いを聞き、学習者の行動の背景を聞く」や「学習者と一緒に考える問いかけを行う」等が挙げられていました。

受講者が自ら挙げた役割を果たすことで、学習者の学びとなり、より良い教育に繋がると考えます。

(看護実践・教育開発センター)

 7月20日、ラダー検↓拘埜郢佞鯊仂櫃法嵶冤的課題の検討」

研修を開催しました。

講師は、精神看護専門看護師 森脇さんとがん看護専門看護師 今西さんでした。

今回の研修には、神戸大学医学部附属国際がん医療・研究センターからも

2名の看護師が参加されました。

 

看護部研修計画における看護倫理に関する研修は、新人看護師には、

倫理的感受性を高めることをねらいとした研修、ラダー郡埜郢佞砲蓮

臨床倫理の4分割法や倫理原則に基づいた分析方法の理解をねらいとした

研修があり、段階的に計画されています。

 

今回の、ラダー検↓拘埜郢佞砲藁冤的課題に関する分析に加えて、

倫理カンファレンスにおける多職種を含めた調整役割についての理解も

目標としました。

 

研修では、倫理的問題とは、Jonsenの4分割法を用いた検討、カンファレンス

の運営のポイントについて講義がありました。

 

その後、グループで事例検討を行い発表して共有しました。

写真:上 講義、演習 下 発表

 

受講者のアンケートからは、

●他部署や経験豊かなメンバーの様々な価値観や意見を知るきっかけになった

●答えのない倫理的問題の検討を進めることに難しさを感じた

などの意見がありました。

 

「倫理」というと難しく感じますが、何度も事例検討を繰り返すことで

身についていくと思います。

困った時に対応してくださる「臨床倫理・検討コンサルテーション」も

活用しながら、よりよい看護を検討してくれたらと思います。

 

(看護実践・教育開発センター)

 

 

7月23日(日)ラダー饗仂欷修「フィジカルアセスメント(アドバンス)」を開催しました。

講師は、フィジカルアセスメント(ベーシック)同様、急性・重症患者看護専門看護師の長嶋智美さんでした。

 

今回のねらいは、フィジカルアセスメントを活用し、患者の重症化を判断し対処できる。でした。

まずは、状況に変化のある患者さんをアセスメントする際の知識の確認を講義していただきました。その後、3つの事例について、数名であらゆる可能性を想定してフィジカルアセスメントをおこない、その思考過程を全員で共有しました。

写真 上;グループワークの様子 下;検討結果の発表

受講生からは、

●さまざまな病棟の方とグループで検討したことで、一人では考えつかなかった視点に気づくことができ、とてもためになった。普段から先輩や同僚と話し合いながら、あらゆる可能性を想定した看護を展開したいと思った。

●患者さんが入院した主疾患ではない状況が出現した時でも判断し、対応できる力をつけたいと思った。

●"状態を悪化させない、一人で対処しようとしない”という言葉が印象的でした。実践で意識したいです。

などの感想がありました。

 

患者さんの変化を見逃したくないという受講生のみなさんの意気込みを感じました。

 

(看護実践・教育開発センター)