1月21日(土)と2月12日(日)の2日間に渡り、

「研修の組み立て方´◆弩修を開催しました。

 

この研修は教育指導者養成コースの研修で、

教育計画や研修計画の組み立てについて学ぶものでした。

 

1日目は兵庫県立大学の池田雅則先生を講師にお招きし、

主に講義で教育計画や研修計画を構成する6つの要素

(学習者、ねがい、到達目標、題材、学習環境、支援方法)

についてや評価について学び、途中でグループワークも挟みながら行われました。

 

受講者はこれまで研修を受ける側の経験しかない人がほとんどだったので、

様々な要素が考えられて研修が成り立っていることを学んでいました。

 

2日目は1日目で学んだことを、

事例を用いて実際に研修計画を考えるワークと、

新人看護師の年間計画を考えるワークを行いました。

 

盛りだくさんな内容でしたが、

受講者からは、

  • 今までは興味を持って学んでもらうための働きかけを考えていなかったことに気づいた
  • 到達目標やねがいが違うことで研修内容や時間配分が変わっていくことに気づいた
  • 研修を行った後、やりっぱなしでなく評価を行い改善点を考えていくことも大切だと思った

というような声が聞かれました。

 

教育計画も研修計画も、対象者の状況を捉えた上で、

どうなってほしいか考え、目標を掲げ、

それを達成するための計画を立てるという

基本的な考えは同じだと思います。

まさに看護にも通じるものがありますね。

 

今後教育指導者としての役割を担う中で、

今回学んだことを実践に活用し、さらに学びを深めてほしいと思います。

 

 上:1日目の講義風景

 右下:グループワーク(1日目)

 左下:グループで考えた研修計画の発表(2日目)

 

(記:看護実践・教育開発センター)

 

2月4日(土)甲南女子大学 前川幸子教授にお越しいただき、

「成人教育」研修を行いました。

 

当日は「新人教育で大切にしたいこと」「育成したい実践力」は何ですか?

という問いかけから始まり、グループワークを行いました。

教育する者は、自分がどのような看護を伝えていきたいのか、

その人がどのような看護実践者になっていくことを期待するのかを

明確にしておく必要があります。

また、何かを体験することが重要なのではなく

体験をし、その行為を反省的に思考することがあって初めて

為すことによって学ぶことができる、というお話がありました。

研修参加者からは

「化学療法の患者さんを受け持ったという行為だけでなく

 その中で何を学んだか、次どうすればいいのか」を

後輩看護師から引き出し、一緒に考えていきたいという声が寄せられました。

研修では、具体的な場面とその時の教育の具体的な例を紹介していただき

教育について「これでいいのかな」と悩むことの多い

参加者にはとても有意義な時間だったようです。

 

人を育てることは決して簡単なことではありません。

自分のことだけをしている方が、よっぽど楽な場合もあります。

一般に、後輩に教えようとする時、

自分が新人のときに教えられたことややり方を

繰り返してしまいがちですが

組織全体で大切にしている看護が失われないようにするためにも

成人の学びの特徴や支援方法を理解した先輩看護師達が

次世代の看護師を育成し、つないでいくことが必要です。

 

(記:看護実践・教育開発センター)

129() に「公開研修 新人看護師向け ファーストエイド研修」を開催しました

 

院内で患者さんの状態が急に変化したとき、あるいは院外で負傷者や急病人がでたとき、とっさの判断と対応が求められます。その場でできる観察技法を用い、急変を起こした傷病者の状態を迅速にアセスメントし、緊急性を判断しなければなりません。

今回は新人看護師を対象に、看護師が単独で実施できる救急初期対応(ファーストエイド)のトレーニングを行いました。

 

参加を募ったところ、院内外の新人看護師38名、指導者7名の方の応募がありました。受講動機は、研修テーマに関心がある、基礎的知識・技術を習得したい、後輩指導に活かしたい、上司から薦められた、などさまざまですが学びたいという積極さが伺われました。

 

研修講師は当院の救急看護認定看護師 吉次育子さん、トレーナーは山岡国春さん、長嶋智美さん、物袋哲也さんです。前半はファーストエイドの基本となる知識についての講義、後半は事例に沿ってシミュレーショントレーニングを行いました。

 

参加者の研修後の感想では、緊急時の数分の対応が生命を左右する大事な時間だと思った、医師や応援者が到着するまでに自分が何をすべきかイメージできた、緊急対応を要する患者に遭遇することへの恐怖心が少し薄れた、トレーニングを通して楽しく学ぶことができた、などがありました。

今回の研修をきっかけに、トレーニングを積んでさらにスキルを磨いてほしいと思います。

 

 

 

(看護実践・教育開発センター)